人間を知る・ヒトを知る

この写真が気に入っている。

二年前長女が住んでいた代々木上原あたりのマンションで迎えた朝、

パンを買いに出て、

その店があまりに素敵で

うっかり買ったエプロンと

本と、カモミール。

 

朝9時に行列。並びたくもなる店。

これだから東京はいい。

この可愛い本のタイトルは

「カラダにいい・・」とあるが、

この本は科学に基づいた良書である。

 

カラダにいいとか悪いとか、人は簡単に言うが、

さてカラダの何を知っているのだろうか。

 

iPS細胞が今度はパーキンソン病などにも効果があるという朗報が流れて感激しているが、

この研究の背後に、どれほどの基礎研究があったか

一見、意味がないように見える地味な基礎研究があったことか

 

遺伝子組み換えについても

何をどう知っての拒否反応か。

 

カラダを知ろう。

 

自分のカラダを知ろう。

 

イキモノを知ろう。

 

つくづくそう思う。

小学校は何を教えてきたのか。

中学校は何を教えてきたのか。

 

その9年間に学ばなければ人は自分のカラダを知らないまま大人になり、

不確かな知識に振り回される。

 

 

イキモノのカラダの仕組みを教える仕事は

やはり続けようと思う。

必ず死ぬ仕組みも知らなければ、

生きる方法にも貪欲にならないだろうから。

 

ああ

 

今朝も大真面目で肩が凝っています。

 

朝からシャンパン!と言えない私は

ほうじ茶におろし生姜をたっぷり入れていただくことにします。